サッカーはゴロパスが9割

戦術

サッカーを見ているとほとんどがゴロのパスですよね。たまに遠くへ浮き球のパスを出すことはありますが 基本はゴロです。

「パス回しでも相手の頭の上をぽーんと越すパスを出せばカットされないのに」と思いませんか?

今回はなぜプロ選手でもパス回しではゴロなのか解説していきます。

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速いパスを出せる

相手の頭を越えるパスは、落ちてくるまで時間がかかります。守備側としては、ゆっくりなパスはありがたいです。 なぜならパスカットを狙う時間があり、たとえカットできなかったとしてもマークするのに十分な時間があるからです。

パスを出す側:浮き球だと高さも考えないといけない

浮き球でのパス回しは、まずそのパス自体が難しいです。ゴロのパスだと方向さえ合えば十分です。しかし、浮き球の場合ちょうど味方のあたりで落ちるようなパスを出す必要があります。もちろん技術的には可能ですが、ゴロのほうが精度がよく、ミスも少ないです。

パスを受ける側:浮いた球を正確に扱うのは難しい

もう1つは受け手の問題です。地面にあるボールなら、それに合わせて足を出すだけでいいのですが、浮き球だとさらに足の高さにも気を付ける必要があります。

現代サッカーではパスを受けてから次のプレーをするまでの時間が極端に短いです。 トラップして次のタイミングには相手が来ています。 ゴロの場合、まず1タッチ目に次にプレーしたい方向へトラップし、2タッチ目でパスをします。

浮き球の場合、1タッチ目で地面にボールを落ち着けてからがスタートなので、無駄に1タッチ多くなります。そして空中のボールを直接ボレーで蹴るのは、ゴロのパスと比べて不確実です。

まとめ

パス回しに浮き球を使うと、プレーが無駄に難しくなり、時間もかかるので効果的でないということです。サッカーを見る機会があれば確認してみてください。パス回しはほとんどがゴロパスで、時間をかけずにパスをさばいていること。そして浮き球が来たときはプロでも困っていることを。

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