リフティングって意味あるの?メリットとデメリットを解説

テクニック

サッカーの練習でもっとも有名なのがリフティングです。少年サッカーでは練習にもよく取り入れられています。

しかしリフティングがうまくてもサッカーには役立たないともいわれます。はたしてどちらが正しいのでしょうか。両方の視点から検証していきましょう。

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リフティングで、ボールタッチとコーディネーションが向上

リフティングを何回もするには正確なボールタッチが必要になります。落とさずに何度もできるようになれば自然とボールタッチが上手くなります。パスの練習ならボールにさわるのは10秒に1回くらいですが、リフティングならその10倍はさわることができます。

さらにコーディネーションの向上に役立ちます。コーディネーションとは「からだの動かしかた」や「身のこなし」のことです。運動神経といわれていたものが今はコーディネーションということばに置き換わりました。

サッカーは片足のスポーツといわれています。他の競技ではボールや道具を手であつかうので、両足でからだを支えます。しかしサッカーでは足でボールをあつかうため、片足でからだを支えないといけません。リフティングをすることで片足で立ち、もう一方の足で蹴る動作が自然とできるようになります。

リフティングは正しいフォームを覚えるのに最適というわけです。このことについては以下の記事で詳しく解説しています。

リフティングを練習してもリフティングが上手くなるだけ

リフティングの練習はサッカーが上手くなるためにしている人がほとんどだと思います。しかし本当にリフティングの練習をしていればサッカーが上手くなるのでしょうか。

たしかにサッカーをはじめたばかりの人には適した練習だと思います。リフティングをすることで自然とサッカーの基本が身につくからです。しかし基本を習得し、初心者を卒業した人にとっても必要な練習なのでしょうか。

ダイエットで食事を抜く人

数字というのは便利で、簡単に物事を比較することができます。

「トラップが上手くなった」「キックのフォームがよくなった」というのは自分自身が上手かったり、見る人が見ないことには上達を判断することが難しいです。その点リフティングは上手くなったかどうかが数字にあらわれるため上達を実感しやすいです。しかしリフティングの回数が多ければサッカーが上手いのでしょうか。

ダイエットに例えてみます。

ダイエットの目的は痩せてスリムになることです。それを判断するために体重計にのる人が多いのではないでしょうか。しかし体重を落とすことが目的となるとどうなるでしょう。例えば食事を抜くとします。すると一時的に体重は落ちますが、リバウンドがしやすく結果として痩せることには効果的ではありません。

リフティングもおなじです。「リフティングの回数を増やすこと」と「サッカーが上手くなること」はイコールではありません。サッカーが上手くなるための練習をすることが大事です。

リフティングの回数を増やすコツとして、モモを使ったり、ボールを自分側に回転させて蹴る方法があります。最初のころはこの方法がおすすめですが、正確なボールタッチを身につけるには無回転になるようリフティングをすることを心がけるといいでしょう。

目的にあった練習が大事

リフティングで基本が身についたあとは、キックが上手くなりたければキックを、トラップが上手くなりたければトラップの練習をするのが一番です。

ドイツに渡った日本人選手がよく言うのが、「日本人のボールタッチは上手い」ということです。

日本の子供はリフティングやドリブル、パスをして遊ぶことが多く、ドイツではシュートを撃つ遊びが人気だそうです。日本人は自然とボールタッチが上手くなっていき、ドイツ人は強烈なシュートが撃てるのだと思います。

まとめ

・リフティングはサッカーの基本を身につけるのに有効
・意識して練習しないとリフティングの回数が増えるだけ
・上手くなるためにはそれに適した練習をするのが大事

初心者のころはリフティングは有効な練習です。その後はただリフティングをするだけではなく、どうすれば上達するかを考えることが大事です。