サッカーのポジション一覧!全11種図解【役割解説】

サッカーのポジション一覧 戦術

テレビのサッカー中継の解説者は、あまりマニアックな専門用語は使わないようにしているそうです。

それでもサッカーをあまり見ない人には聞きなれない言葉がでてきます。特にポジション名は当たり前に使われるので、知らなくて困ったことがあるのではないでしょうか。

今回はポジション名について、一つ一つ見ていきましょう。

スポンサーリンク

ポジションは大きく分けて4つ

サッカーのポジション4つ

サッカーのポジションは、次の4つに分類できます。

ゴールキーパー(GK)

手を使ってゴールを守るポジションです。大きくて身軽な選手がなることが多いです。

ディフェンダー(DF)

GKの前にいるポジションです。シュートを防いだり、相手のボールを奪うことでゴールを守ります。

ミッドフィルダー(MF)

DFとFWの間にいるポジションです。攻守両面で働きます。

フォワード(FW)

相手ゴールに一番近いポジションで、主に攻撃を担当します。ゴール前でのプレーが得意な選手がなります。

別の呼び方もある

フォワードやミッドフィルダーの他に、意味は同じですが別の呼称が使われることもあります。

DF:バック、守備陣(GKとDFを合わせて守備陣と呼ばれる)
MF:ハーフ、中盤
FW:トップ、前線

フィールドプレイヤーは大きくわけて9つのポジション

GK以外の10人のプレイヤーのことをフィールドプレイヤーとよびます。

フィールドプレイヤーはDF、MF、FWの3つだけでなく、さらにセンター、右サイド、左サイドの3つに分けることができます。
なので大きく分けると9つのポジションに分けることができます。

サッカーのポジション9つ

ここからはそれぞれのポジションについて説明していきます。

ディフェンダー(DF)、バック

センターバック(CB)

センターバックのポジション

中央にいるDFはセンターバックとよばれます。大柄でヘディングの強い選手が多いです。

サイドバック(SB)

サイドバックのポジション

サイドにいるDFです。相手のサイド攻撃を止めるために、1対1に強いことが求められます。さらにサイド攻撃にも参加できるスタミナが必要です。

ミッドフィルダー(MF)、ハーフ

ボランチ

ボランチのポジション

中央にいるMFです。ボランチはポルトガル語で「ハンドル、舵取り」を意味します。攻守両面で活躍でき、経験のある選手が理想です。

ボランチについては以下の記事で解説しています。

トップ下

トップ下のポジション

FW(トップ)とボランチの間にいるMFです。トップの下にいる選手ということでこうよばれています。FWの近くでプレーする、攻撃が得意な選手のポジションです。

トップ下は「1.5列目」ともよばれていました。

FW、MF、DFを1列目、2列目、3列目としたときに、FWとMFの間でプレーすることからそうよばれていました。現在は、4-2-3-1のように4列で表記することが主流になっています。

現在は4-2-3-1など4列表記のフォーメーションがあるが、昔はトップ下は1.5列目とよばれていた。

アンカー

アンカーのポジション

図のようにMFが逆三角形(前に2人、後ろに1人)のフォーメーションがあります。このうち後ろの選手はアンカーとよばれます。

インサイドハーフ(IH)

インサイドハーフのポジション


アンカーの前にいる選手です。内側にいるMFなのでこうよばれます。

シャドー

シャドーのポジション

シャドーとはシャドーストライカーの略です。

サッカーではゴールを決めるFWのことをストライカーとよびます。MFでありながらストライカーの役割の選手をシャドー(影の)ストライカーとよびます。FWが1人、シャドーが2人のときは「1トップ2シャドー」とよびます。現在は2シャドーのときのみシャドーとよばれます。

シャドーは元々は役割名でした。

攻撃的MFにはパスが得意な「司令塔」タイプと、シュートが得意な「ストライカー」タイプがいます。

このポジションは10番でエースで司令塔といった選手が多かったので、区別するためにシャドーストライカーとよばれていました。

サイドハーフ

サイドハーフのポジション

サイドにいるMFです。サイド攻撃の主役です。

ウイングバック(WB)

ウイングバックのポジション

3バックのとき、サイドMFはウイングバックとよばれます。

フォワード(FW)、トップ

センターフォワード(CF)

センターフォワードのポジション

中央にいるFWをセンターフォワードとよびます。単にフォワードとよぶこともあります。

ゴールに1番近いので、シュートが得意な選手のポジションです。他にもゴール前で相手を引き付けてアシストをするのが得意なタイプの選手もいます。

ウイング(WG)

ウイングのポジション

サイドにいるFWです。ウイング(羽)の位置から攻撃を仕掛けるポジションです。サイドからパスを出したり、ドリブルして自分でシュートを撃つこともあります。

1トップ、2トップ

FWが1人のときは1トップ、2人なら2トップとよびます。

そのときのポジション名にはセンター、サイドといった言葉はつかず、単にフォワード、ストライカー、1トップの(選手名)といったよばれかたをすることが多いです。

セカンドトップ、レジスタといった役割を指す言葉もある

セカンドトップ、レジスタといった役割を指す言葉もあります。上で説明したものはポジション名、つまり位置を指しています(ボランチ、シャドーは昔は役割を指す言葉でした)。

まとめ

・ポジションは大きく分けて4つ(GK、DF、MF、FW)

・DFは主に守備、FWは攻撃、MFは攻守両面で活躍するポジション

・センター○○、サイド○○、トップ下といった位置を指すものや、ボランチ、シャドーのような元々は役割を指していたものがある

この一覧でポジション名はわかったのではないでしょうか。最後に今回説明したポジション全11種を3枚の画像にまとめました。

サッカーのポジション一覧(4-2-3-1)
サッカーのポジション一覧(4-3-3)
サッカーのポジション一覧(3-4-2-1)
戦術
スポンサーリンク
シェアする
サクラダ