ポケット(ニアゾーン)とは、ゴールエリア脇のエリアのことです。現代サッカーではここからの攻撃が重要となっています。
この記事ではなぜ重要か、侵入する方法を解説します。
ポケットとはゴールエリア脇のエリアのこと

ポケットとは、ゴールエリア脇のエリアのことです。ここからのサイド攻撃が効果的です。
ニアゾーンもおなじ意味で使われます。
サイド攻撃が効果的な理由はこちら。
ポケットを狙うメリット2つ
サイドよりパスの距離が短い

ポケットからのパスは距離が短いことがメリットです。
ゴールからペナルティエリア端までの距離は16.5m。タッチラインまでは30.34mあります。
ポケットからゴール前へのパスは15m程度。サイドからの30mのロングパスに比べて正確なパスを送れます。さらに到達時間も短いので予測しづらく、パスが成功しやすくなります。
ゴール正面より侵入しやすい
ゴール正面は、最もシュートが入りやすい危険なエリアです。
DFからすれば絶対に侵入されたくないエリアなので、ポケットは比較的、侵入しやすくなります。
シュートが入りやすいエリアについてはこちら。
ポケットに侵入する2つの方法
サイドから侵入
サイドの1対1からポケットに侵入する方法は2つ。
■ドリブル
サイドで相手を抜いですぐクロスをあげるのではなく、ポケットまでドリブルで侵入するのが効果的です。

■パス
ポケットへパスを出すことで、より簡単に侵入することができます。

ライン間から侵入
相手が中央に密集して攻められないときは、その外側であるポケットから攻めるのが有効です。

ライン間について詳しく知りたい方はこちら。
まとめ
・ポケットとは、ゴールエリア脇のエリア
・サイドからのクロスより、ポケットから攻めるのが効果的
・ゴール前へのパスが難しいなら、ポケットを狙おう
現代サッカーでは組織的な守備により、簡単にシュートを撃たせてもらえません。ポケットのような、より侵入しやすいエリアから攻めることが重要となってきます。